先端材料技術展2021(12/1-12/3)のサンワトレーディング㈱ブース(ブースNo.S-33)において、LANXESS(Bond Laminates)社製のPLA(ポリ乳酸)/Flax フラックス(亜麻)繊維のTepex新製品を展示します。完全なバイオベースの連続繊維熱可塑性複合材料で優れた強度と剛性を備えており軽量設計ができます。再生可能な天然繊維から作られ、バイオベースのPLAを使用しています。
Flax繊維は、ガラス繊維よりも非常に低密度なので、これらの繊維で作られた複合材料コンポーネントは、ガラス繊維で作られた物より軽量です。強化繊維として連続繊維を使用するためこのバイオコンポジットは、優れた性能を発揮できます。
自動車、一般産業、電子機器、スポーツ用品などに使用可能でPLAなどの透明マトリックスプラスチックと組み合わせると強化繊維としての亜麻の織物は茶色の自然な外観となります。新しいバイオコンポジットは、自動車の内装品や電子機器の筐体にも使用可能でリサイクルも簡単です。
熱可塑性材料のリサイクル・ループの中で 端材や生産廃棄物を非強化または短繊維強化コンパウンドの新素材と混合して再造粒し、容易に射出成形や押し出し成形することもできます。
Lanxessは中期的にバイオベースの使用を計画しており、ポリアミド11やその他の天然繊維およびリサイクル繊維などの熱可塑性プラスチックTepexも開発します。

2021年11月22日 サンワトレーディング㈱ ニュースリリース(PDF)

 

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